林 望先生『謹訳 源氏物語』全十巻完結を祝う会

昨日は夕方6時30分より、丸の内にある東京会館で、林 望先生『謹訳 源氏物語』全十巻完結を祝う会がとりおこなわれました。



最後に挨拶をされる、林 望先生。

始まる前に姉と記念撮影。

◎始まるとすぐに観世流宗家、観世清和氏による源氏供養の仕舞が謡をバツクに舞台いっぱいに舞われました。
それに続く鹿島茂氏、千住博氏、西村和子氏、三浦しをん氏等々のご挨拶が続きました。
どなたのお話も実におもしろく、興味深く、林さんの人となりが浮かび上がる、感動するものでした。会場には温かな笑い声が絶えませんでした。
なかでも、日本画家の千住博氏の話は、ご自分の絵の作品の進行とからめてのもので、林氏の気持ちを思いながらの心を打つもの。出来上がったばかりというこの方の絵を観に、京都まで行きたい!と思うほどでした。
また、プロの歌手による素晴らしい歌声に聞きほれる場面もあり、林 望ワールドを十分に楽しませていただいた、素晴らしい祝う会でした。
お料理も美味でした。
帰り際には、奥様にお会いできました。
ずーと以前、林 望先生と対談した時、事務所にうかがったことを覚えていてくださり、懐かしくお話致しました。後に差し上げたハーブの苗も、プランターで栽培されたとのことでした。
あらためて『謹訳 源氏物語全10巻』を読みなおそうと思いながら、帰途につきました。
是非皆様もご覧くださいね。
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