姉とのイギリスの旅 11(了)

7月31日 ピーターシャム・ナーセリー

チェルシー・フィジック・ガーデンをでてタクシーに乗り、柏尾さんお薦めのピーターシャム・ナーセリーへ。
苗をはじめとして種やインテリア用品などが充実しているこだわりの材料での美味しいお食事ができるナーセリーです。


わっすごい。中はどうなっているのかしら。
初めての場所って本当にワクワクドキドキです。



「前来た時は、ここで行われるウエディングパーティーのため花いっぱいで、それは素敵だったのよ」
と、柏尾さん。




素材にこだわった料理が評判のピーターシャム、特別においしいランチをいただく予定でしたが、
なんとこの日はお休みで、ケーキとティーのみ。
お昼をすでに過ぎている時間でしたので、喉も渇いていて、それらをとても美味しくいただきました。




結婚式にでも使ったのか、ゴージャスな花活けがあちこちに。



白のストエカス・ラヴェンダーがぴったりの器。



羊歯の素朴さが活きています。




巨大なポットで豊かに咲く。



こちらは洋梨。立派。



果樹のすぐ隣の温室でお食事するニャンコ。縞模様がすごい!


  
 
近くに住んでいたら、苗を買いに、ちょくちょく訪れるでしょうね。
これにしょうかな、あっこれの方がいいかも・・・と、迷っているお客様。


 

外に出ると、ナショナルトラストの、ピーターシャム・メドウが広がっていて、リンゴの木のまわりには白と黒模様の牛が草を食んでいました。


「ねーそこに並んでー」
と、柏尾さん。
良い記念になりました。








毎年最後には柏尾さんのお家にお邪魔します。
いつもはもう夕方すぎて薄暗い時。でも本日はまだ明るい時間。

あー懐かしい、大好きな柏尾さんのお庭。太陽があたっています。とても広いお庭です。
昔一緒に旅した時に購入された薔薇が巨大になり、月日の流れを感じます。兎の彫像は相変わらず可愛い。
手前の壁にはクレマチスが真っ盛り。


ソファーに座り、庭を眺めながら、この居心地の良い場所で、美味しい飲み物を味わうしあわせ。私はアルコール抜きのレモネード。

  
朝、スーパーの後、夕飯はどこかに行くのではなく、おにぎりでも買って食べたいとお願いすると、
「それだったらご飯炊くわよー」
とおっしゃり、すぐに美味な鯖の干物を購入。
夕方にはそれを焼いて下さり、炊き立ての雑穀いりのご飯、お味噌汁、ゴボウなどの煮物など、御馳走になりました。

「あー、これこれ、これが食べたかったのよー」。
本当に良くわかっていらっしゃる。日本の味。
お手数おかけして大変申し訳なく思いながらも、この上等なお味をロウソクの灯りをともし、感謝しながらしみじみと味わったのでした。
しめの羊羹と渋茶にも感激。



「あっ、コマドリが来たわよ」
いつもやってくるコマドリ(ロビン)の姿、お話に聞いていたので会えてうれしい!



入り口で見事に色づいた薔薇の実、記念にいただいて。




8月1日

帰国の日です。
ホテルまで柏尾さんいらして下さり、チャーターしたタクシーで、ヒースローまで送って下さいました。
チェックインの前のお別れ。
「これからプールに行くのよ」
の柏尾さんが頼もしく、とても素敵でした。

その後チェックインして、二人で買い物したり食事したり。
ところが搭乗口はとても遠くて、モノレールにも乗らねばならず、走ってぎりぎり間にあったほどでした。今後注意です。11:40発。

ヒースローから上空へ。
横をジェットが通過。



2日 
07:15に無事羽田空港に到着致しました。
東松戸からタクシーで帰宅。


◎柏尾さん、今年の姉との8日間の旅も、柏尾さんのおかげで何もかも楽しく有意義に過ごすことが出来ました。
こうして旅日記を綴ると、素晴らしい旅だったとつくづくと思います。写真撮りもありがとうございました。
心よりお礼申し上げます。
又次回も、どうぞよろしくお願いいたします。

◎お姉様、いろいろとありがとうございました。おかげさまで今年もとても楽しく嬉しい旅でした。おしゃべりも限りなく楽しかったです。テーマカラーの赤も良かったわね。又行きましょうね! (了)