旅装にテーマカラー・・・姉熊井明子との旅・2014年は青(2)

23日の続き
ミナックシアター、ラーンズエンドなど



4回目のミナックシアター。
この日は到着が3時をまわり、劇が始まる用意のためにショップからシアターに入ることが出来ずとても残念。



先にある、お馴染みのラーンズエンドへ。
この日は曇っていて強風が吹いている。やはり青空の下見渡したい場所。

岩陰にブルーベルとピンクの花のアルメリアが咲き始めたのを見つけ嬉しい。




ブルーベル咲く丘が遠くに見えたり、両脇がブルーベルとレッドキャンピオンやワイルドキャロット等が咲いている道をゼノアに向かって進む。
姉がかつて訪れたDH・ロレンスが住んでいた館を私に見せたいと。
タクシーを降りて姉が先に進む。この写真の道の奥に芥子粒のように見えるのが姉。
左の向こうの家を指さして、
「DH・ロレンスが住んでいた家はあそこだと思うわ!」

結局はずっと手前にある道がプライヴェイトで入れなくなったとのことで、あきらめる。
行くことは叶わなかったけれど、姉の心もちがありがたく嬉しかった。
セントアイヴスへの道はブルーベルが花盛りで歓声をあげる。



セントアイヴスの街を散歩の後に、夕飯のために姉のお気に入りのレストランへ。
ところが店は無くなっていて、海辺のレストランで食事。
この後姉は定宿へ。
私たちはタクシーでペンザンス・ホテルへ。




24日
本日は終日コーンウォールの庭巡り

姉到着し、タクシーをチャーターしてまずは『トレバガーデン』へ。
ドライバーが道を間違えて予定を1時間以上過ぎても着かず、どんどんと遠くなる様子で不安になったが・・・


『トレバガーデン』到着後すぐにランチ。コーニッシュパスティーとサラダ付きのセットをいただく。ミルクティーもたっぷりと。
庭は海を目指して谷に降りて行く様式。


竹の庭があり、ハンカチツリーの見事な場所もある。



ここはシャクナゲの名所でもあり100年ものもある。
アジサイの谷もある。
入り口近くでは結婚式が行われていてハッピーな雰囲気。





『トレバガーデン』から2〜3分で次の庭『グレンダーガン』があった。

ここはナショナルトラストの庭。



チューリップツリーの巨木にはただ驚くばかり。




そしてメイズ。
コーンウォールの観光案内の冊子で小さく紹介されていて、
気になったメイズ、4年目にして訪れた。なんという完璧なメイズなんだろう!
世界中の人に知らせたいと思った。
「メイズと一緒に撮ったら素敵よ。下の左側にいらして」
柏尾さんのおかげで、また二人の記念写真が。
いつもありがとうございます。

この庭園、あまりにも素晴らしいので、読売新聞夕刊の『桐原春子のはな紀行 2015年6月』で取り上げました。



まわりに群れ咲く西洋オダマキが素敵。


グレンダーガンに満足して、3ヶ所目は止めて帰途につく。


 
教会

「ペンザンスの食事の場所にお願いします」
ドライバーが連れて行ってくれたのは、海辺のパブ。
違うところがいいと三人で散策しながら探す。
すると朝部屋から眺めた教会の横の道に出て、その後道なりに坂を下りていくと、中華の店を見つける。
その後の年も何度となく訪れるようになったお店。




食後歩いてホテルに行くことになる。
この橋を向こうからこちらへ。少しするとペンザンス駅。
ペンザンス駅の先徒歩で10分程でペンザンスホテル。
途中の湾の所にくると干潮で砂利が見える。
ここに井上泉さんが教えて下さった黄色の小貝があるかもとおりていくと、あった!
三人は子供のように、シェルシーカーズと化した。


ホテルに帰り、石けん液と熱湯できれいに洗浄。
「ハルさん、歩いたおかげで素晴らしいサプライズがあったわね」
と、姉。
「そうよね。ありがとう!」



明日はロンドンへのため、姉もペンザンスホテルに宿泊。
そばに寄ってきたジェリーを抱っこ。



25日 ペンザンスよりロンドンへ

ペンザンス09:47発、パディントン15:31着の列車。




ウェストベリーの少し前では右手に。その少し先では左手にこの白馬が見えます。
今回最初に見たローマ時代のものとは違い、わかりやすい白馬の姿です。




パディントンに到着して、ベアーの所で記念撮影。
明日はセントパンクラス駅からパリへ移動するので、その近くのセントパンクラスホテルにチェックイン。




軽装になりタクシーでバッキンガム・パレスの庭園へ。



ほとんど植えてない状態だが、奥の方では植えたばかりのものもあるという、とても貴重で興味深い状態のパレス前の庭を撮ることができた。


この後は中華街でロブスター焼きそば等の食事をし、姉のたっての希望で今年も柏尾さん宅訪問。
蝋燭の光で寛ぎ、明日はパリへ移動なので、早めにホテルへ。
(続く)