イギリスの旅での長時間の移動がいつも少しも苦になりません。
姉や柏尾さんとの楽しい会話がはずむからでしょうね。
目まぐるしく変化する車窓からの風景にも心ときめきます。
この日の大移動。
キーツグリーンホテルからタクシーで高速艇の乗り場へ約30分。
高速艇に30分乗る。
バスでサウサンプトン・セントラル・ステーションに移動。発12:17の予定でしたが、早く到着したので、
早い電車に乗り、レディングでは出発まで十分の時間があるため、ここで昼食をとることにしました。
レディング発 13:30
ペンザンス着 18:33
ペンザンスにて夕食。
タクシーでセントアイヴスへ(約30分)
レディングの構内にある、名物コーニッシュ・パスティーのお店で。
パスティーいろいろ。より取り見取り。
牛肉やジャガイモのパスティー。
フライドポテトもホクホクで美味しかったです。
濃いミルクティーをたっぷり飲んで、元気回復。
レディングの構内で、予約席がどのあたりに停車するか、
係の方に聞いている姉。
ロンドンのパディントン発の電車が近づいてきました。
これに乗り、終点のペンザンスまで約5時間乗ります。
本土と半島の間を流れるテイマー川。
そこには大きなブルネル鉄橋がかかっています。
途中紅茶が飲みたくなり、柏尾さんと買いに出かけました。
電車は満員です。
あちこちに犬がおとなしくしています。
車両によってOKなんだそうです。
ですから、ホームでもよく見かけるんですね。
お行儀よくしつけられています。
真っ赤な土の場所とか、ヤナギランの群生、
そして美しい青空と白い雲に歓声をあげながら進むうちに、
セントマイケルズマウントが見えてきました。
一年ぶりにまた見ることが出来ました。
魅せられる島です。
今回は訪ねませんが、こうして見るだけでもパワーがもらえる気持ちがします。
嬉しさがこみ上げてきます。
昨年行った中華に行くことにしました。
「タクシーがいいな」
と、私。
なかなかこず。
「歩きましょう。すぐそこじゃないの」
と、姉。
というわけで、歩くことに。
ずーと先に姉の姿。
私は撮影しながら遅れがちに。
歩きで大正解。
あー、いつも姉のいうことは正解なのです。
素晴らしい写真が撮れました。
子供たちがドボーン、ドボーンと、楽しそうに海に飛び込んでいます。
この場所は昨年の5月の時は干潮で、水がなく、三人はシェルシーカーズとかして、
黄色の小さな貝を拾った場所です。
セントマイケルズ・マウントとペンザンスの灯台も見ながら。
昨年は貸し切りで、ワンタンスープが一つだけしかなくて、
それでも良かったらOKですよといわれて、ご飯とザーサイはあるとのことで、それで食事したところ。
今年はしっかりと注文しようと出かけました。
町の人気の中華のようで、次々テイクアウトの人が来ていました。
ケビン・ウォーンさんは、21年前からここで商いをなさっているとのこと。
店を出る時もうすぐ9時でした。
食事後タクシーで30分程のセントアイヴスへ。
ホテルにて旅装を解き、すぐに姉と外へ。
暮れなずむセントアイヴスの湾が美しく、これも絵にしたいなあと思いました。
セントアイヴスは昔から画家や小説家が滞在したり住んだ場所。
そんな魅力がどこにいても感じられる街です。
中央にぽつんと見える光が、ゴドレヴィ−の灯台の光で10秒に一回ほど規則的に光るのです。
二人でずーと眺めました。
まわりは漁火です。
その後バージニア・ウルフが少女時代に住んでいた館を外から眺めてから
散歩しながらホテルに戻りました。