バラとイングリッシュガーデンを訪ねて・・・14 ベスチャトー・ガーデン

ガーデン巡り5日目

6月21日(ボストン夫人の庭、ベスチャトー・ガーデン)

(ベスチャトー・ガーデン)
いよいよ最後のベスさんの庭園は、エセックスコルチェスターにあります。
ベスさんの庭は、1960年から造られています。
少ない水でも生きられる植物と水辺を好む植物、それぞれをそれに適した場所に植え、植物そのものの力で育てる、エコロジカル・ガーデンとして人気のある庭園です。
池の部分と、砂利の庭グラヴェル・ガーデンなどに分かれている庭です。
[ ]
駐車場だった場所を50cmほど掘り起し土と砂利に分けて、その土に堆肥などを混ぜて植えこんだグラヴェル・ガーデンの美しさは、行く度に魅せられます。ボーダー・ガーデンや、ちょっとした島のような花壇づくりのお手本になる、素晴らしさです。


訪ねる時期により咲く花がかわりますので、今年はこの部分がビュー・ポイントでした。

ボーダー花壇造りの教科書の写真に使いたいような植え込み。
こうした風景も、ベスさんの長年の成果。その美しく花咲いた場面を今年も見ることができて、幸せ、感謝!

イギリスでは近年雨が少なく、夏にはホースパイプでの水やりが禁止になることがあるとのこと。ガイドさんの説明では罰金は1000ポンドとのことでした。
そのため、芝庭の管理はむずかしくなり、グラヴェル・ガーデンという砂利の庭に変更する場所も増えたようです。

 

 

 ]


水辺の庭の池はいくつもあり、その規模と絵のような風景は、砂利の庭から移動してくるとその差が歴然とします。

何年か前に造られたこの庭園は二つの庭の間にあり、ベスさんの庭に、より一層の楽しみが加わりました。
 
チケット売り場の近くにもともと生えていた木。まるで木の精が住み着いているような大木に圧倒されながら記念撮影。