一昨日からの庭大仕事


 とても良く咲き続けた`コンスタンス・スプライ'が、いよいよ終わりに近づきました。どんなものにも始まりがあり、終わりがあります。
 花がら摘みをしてから、すべての枝をまとめてアーチの形に束ね、後方の金木犀の横からスモークツリー方向にまとめました。花は来年の初夏まで咲きません。そのため、
 バラの枝が移動して今はジキタリスが満開の木犀の左側の庭に道が通りました。
 茂らせていたヘレボルスも剪定して、風通しを良くしてやりました。
こうした毎年行う作業で、庭は次の季節へと変化し楽しませてくれるのです。他の植物に陽が良く当たるようにするためにも、この作業は必要です。
 ロサ・ダマスケナ・イスパハンはまだまだ沢山咲いているのでワイヤをはずして、右側方向から左方向へ向きをかえました。
`コンスタンス・スプライ'が終わる頃、毎年いっきに咲き始めるのが、奥にあるツルバラの
`アメリカンピラー'と、`パルメンガルテンフランクフルト'です。
 斑入りのマートルの枝の間から顔を出すようにワイヤで引きました。
 そして`シャボードナポレオン'が南側に向いて咲いているので、鉢の向きを正面にむけました。

◎バラのトゲで傷つかないように、専用の手袋に上着。蚊も発生したのでネットを被っての重装備。作業はなるべく夕方か曇りの時。強い光は肌にも目にもよくありません。
 手入れ済みの剪定鋏がよく切れ、作業がはかどりました。
モヤが外に出たがるので、定位置にしばらく置いてあげました。