2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧
庭は二つに分かれトンネルを抜けた道のむこうにある水の庭と、館の前に広がるノルマン囲い庭園があります。 水の庭では睡蓮が広がらずに水面が見えるようにする作業が行われていました。 それにより、モネが絵を描いていた当時の状態に戻るのです。 池の前の…
今回の旅はその日訪問する場所の解説を、朝、バスの中でする計画をし、それを日々実行しました。車窓から見えるハーブのお話や画家のエピソードなどの新聞の切り抜きも持参しました。 旅の初めにお話した1533年フィレンツェのカトリーヌ・ド・メディシスがア…
今は緑一杯のプラタナスが強い陽射しをさえぎる役目をはたしています。12月の時には並木の両側奥には野生のピンクの小さなシクラメンが群生していて、とても素敵でした。今は葉も見えませんでした。 この日はディアーヌが若さを保ったという薬草園を先に見学…
まずはヴィランドリー城へ。このお城は少し離れた場所にありますので、一般的なツアーは行きません。ポタジェ(装飾式野菜畑)では世界一といってもよい庭でしょう。今回の旅に組み入れていただき皆様の感激の様子を眺めながら、良かった!と思いました。 バス…
ルーブル美術館を堪能した後、チュイルリー庭園を見ながらバスへと向いました。片隅に小さいけれどダリア、ヤロウ、パープルルースストライフなどが美しく咲く池の庭がありました。
本日から3日間美術館と庭園の解説をしてくださるOさんは、プロ中のプロという感じの方でした。ルーブルでの解説もこれほど詳しく聞くのは初めて。 ◎写真は「ナポレオンの戴冠式」の前にて。ここはフラッシュなしでしたら写真OKです。
ニースでのガイドさんは、2年前のミモザ祭りの取材の時と同じSさんでした。その時グラースの街で同じカシミアのショールを色違いで求めたりで、好みも似ていて意気投合した方でした。今回偶然の再会を喜び合い、帰りの朝フラゴナールの美しいバスソルトをい…
ニースのホテルでの朝、扉の下に封筒が差し入れられていました。それはモナコ在住の若き友人k実さんからのもの。今回もはっきりした予定がたたないので、お会いできそうもないなと、それでもホテル名のみ連絡しておいたのです。 いない時に訪ねてくださった…
素晴らしい香りの香水ができました。講義してくださったミシェルさんはフラゴナードの家族の方。27年間仕事をし、11年前から作ることをなさっている方です。 私が初めてフラゴナールを訪ねたのは1986年の夏のことでした。その後何度か訪ねましたが、香水調合…
昼食後グラースのフラゴナール香水工場を訪ね、参加者全員が世界で一つのオリジナル香水に挑戦しました。 あらかじめ用意されたエプロンをして、授業が始まりました。予定は90分です。 ベイスとしてエタノールで薄めたオレンジとレモンそしてベルガモツトの…
シャガール美術館は入り口から庭を通り中に入ります。 私はこの庭が好きで、美術館を鑑賞してからはいつも庭を散策します。今回も庭の植物解説希望の方は集合時間より早めに集合していただきました。 この庭園はシャガール存命中に造られ地中海沿岸地方の植…
自然光を取り入れたシャガール美術館。何度訪れても本物を間近に見る事のできる幸せを感じます。ガイドさんからテーマの説明を聞きながら鑑賞すると、謎解きができます。青そして赤、黄色、白。その彩りは庭作りの花壇の彩りの参考にもなります。別室の赤の…
ズッキーニは花に詰め物をして蒸らしたりしても美味。こんなに並んでさすがニースの市場。美しくて美味しそうです。
大好きな野菜市場。ここはトマトいろいろの場所。一昨年庭で育てた黒トマトがあり。初めて見るトマトもあり、興味津々で眺めました。 ニースのものすごい暑さにはびっくり。即胸元が開いた涼しい綿のTシャツを買い着替えました。
夏の陽射しに映える色とりどりのゼラニウムの花。見慣れてはいるけれど見直したい気分のニースでのゼラニウムでした。
朝からじりじりと照りつける太陽。青空を映してニースの海は今日も、ためいきが出るような美しさでした。バカンスが始まり海辺はたいへんな賑わいです。
日本ではニース風サラダというサラダがでてきますが、これぞまさしく本家本元。アルルからニースに移動しての夕食でまずは出てきたサラダです。お洒落。メイン料理も美味でした。場所はコートダジュールの紺碧海岸、プロムナード デ ザングレ(イギリス人の散…
最初の日、ランデルさんが講義の後、「好きなだけお摘みください」と、ラヴェンダー畑に案内して下さいました。私は以前イギリスのコッツウォルズのバーンズリー・ハウス に、ローズマリーヴェアリーさんを訪ねた時、やはり「好きなだけお摘みなさい」と、お…
ヒマワリ畑を楽しんだ後アルルに到着。ゴッホの絵「アルルの闘牛場」のローマ時代の闘牛場、「夜のカフェテラス」のカフェ・バン・ゴッホ、「アルルの病院の庭」の今もそのままにある建物そして庭の噴水やおおきく生長した4本の西洋菩提樹とあざやかで美しい…
広大なヒマワリ畑があちこちにあらわれ、車内では歓声があがります。昨日の疲れはどこへやら皆さんとてもお元気なのが、嬉しいです。 花がこちら向きの畑の時に車を止めていただきました。 手前の溝の部分にはハーブのパープルルースストライフ(ミソハギの仲…
お土産屋が立ち並ぶ小路を抜け、サント・マリー・ド・メールの教会へ。この教会は黒いマリアさまの教会として信仰を集めています。ロウソクに火を灯し世界の平和を祈りました。
野生の白馬やお塩や赤米で知られる海辺のカマルグ。その中の小さな街で休憩。海辺を散歩したり楽しい店が立ち並ぶ小路を散策したり、黒のマリア様で有名な教会も訪ねました。 写真は蜂蜜やお塩などのお店。葡萄の盆栽風がいいなあと思いました。葉の形も色も…
レストランには樹齢300年の何本かのプラタナスの木がまだ小さな実をつけ、緑陰をつくっていました。すごい迫力です。
成田発の昼間の便がストライキで飛ばず夜の便になったために、パリに着いたのは早朝でした。空路マルセイユへと移動し、それから始まったながい一日が終り、ホテルのあるアヴィニヨンにたどり着いたのは夕暮れ時。まずはレストランへ。 アヴィニョンの橋が見…
ランデルさんの所から次のサラゴン修道院までの道には、ラヴェンダー畑が次から次と見られました。途中の道には自生するラヴェンダーが延々と咲き、タイムやウインターサボりーが茂っていて、今自分がプロヴァンスにいるんだということを実感し続けました。…
左奥に見える城塞のてっぺんの建物が講義を受けたランデルさんの研究所です。石灰岩の石ころだらけのラヴェンダー畑。陽射しが強くミストラルが吹いています。この畑はラヴァンディンという種類のラヴェンダーの畑です。
プロヴァンスを車で走ると、黄色い花が目だちます。セントジョンズワートもそうですが、このレディスベッドストローも。鮮やかな黄色の花がとてもきれいなハーブです。
コモン・ラヴェンダーのエッセンシャル・オイルの抽出方法などなど様々な講義の次は、朝摘みのセントジョンズワートをオリーヴ油に漬け込み美しい赤い色の治療用の油を作る方法を具体的な作業とともにお話。 このハーブはここ数年いろいろな意味で話題になっ…
今回の旅の一日目の6月29日、まずはヴォークリューズのランデルさんを訪ねました。人間にとって有用なハーブを研究しラヴェンダーを主とする様々な製品を制作されています。場所がかわり城塞の頂上部分が研究所でした。今回も1時間30分ほどの講義付き。私は1…
「NHK学園」の旅の講師として28日より9日間の、フランスに「花とハーブを訪ねての旅」に出かけました。帰国便に空調トラブルがありパリ郊外の素敵なマナーハウスホテルに一泊しましたので、結局10日間の旅になりました。 さて、旅のお話ですが、パリのオルリ…