NHK学園国内スクーリング 3

6月11日(月)鳥取県立 とっとり花回廊www.tottorihanakairou.or.jp/に出かけました。
松江市内のホテルから30分程バスに乗り、四季折々の花が楽しめる、総面積50ヘクタール、日本最大級のフラワーパーク、「とっとり花回廊」です。


雨の中、園芸部 企画課マネージャーの原明仁さんが迎えて下さり、ガーデンツアーが始まりました。
とてもわかりやすく、親切丁寧な説明でありがたいです。


今年のテーマの看板。
「季節の花達で表現する星座や
宇宙の展示を今年一年お楽しみ下さい!」

なんと興味深いテーマなんでしょう。
上の風景を見ると、なるほど宇宙を感じます。


先に進むと、てんびん座のハンギングバスケット。
あいにくの雨と人人で上手く撮れなかったのが残念。


宇宙や星座をイメージする、ハンギングバスケットやポールの上の植え込みなどの先に見えるのは、フラワードーム。
高さ21メートル、直径50メートルもある、ガラスの温室です。


ベゴニアでWELCOMEの花文字。
心ほっこりする、こまやかな心配りがうれしいです。




平凡と思うベゴニアがこんなに見事に役立っている様子に思わず拍手。
手入れが良く皆元気。
ドームは後で見ることにして、右に曲がり先へと原さんは進みます。



可愛い家と共に野菜畑があらわれました。
こうすると、野菜までもがきれいで可愛く感じられ、
まさしく、ポタジェ(装飾式野菜畑)ですね。



とてもわかりやすい、五感の説明。


ハーブガーデンには90種以上のハーブが、
薬効や用途がわかりやすく植えられています。
そのいずれもが元気。
おりからの雨に濡れて葉がつやつや。





クレマチスの展示がまことに見事です。

明仁さんと記念写真。
様々なアイディアは、原さんのアイディアとわかり、
その才能に、つくづく感心致しました。



白花で統一してある南館通りを突っ切り先に見えるものは・・・



霧の庭園でした。
全体は花びらの形にデザインされています。
霧が立ち込めて、静寂で幻想的な雰囲気が漂います。
これは、素晴らしいアイディアですね。
おりしも周囲では自然の霧も発生。



米子工業高等専門学校の生徒さん達が作った手づくりのベンチが置かれていて、
どれも素敵な出来。
この屋根つき展望回廊は、周囲が1キロメートルあるもので、30メートルもの高さからや、地下のトンネルや屋根越しの滝も見事だそうで、
「一周してきました。素敵でしたよ!」
と、フリーで歩いていた旅参加の方が、息をはずませて感動を伝えて下さいました。
 


フラワートレイン。15分の庭園一周の旅。
外国から大客船が到着したとのことで次々到着の人々。皆様楽しそうでうれしいこと!
手を振って和気藹々の交流。
今回の旅の皆様も乗られたようで、良かったですね。

果樹と宿根草の庭「グレイスガーデン」を通り過ぎて・・・



一週間早めたという秘密の花園へ。


晴れていたら、秀峰大山が正面に見られるというこの場所。
降りしきる雨でレンズが濡れる撮影でしたが、百合の迫力が十分伝わってきました。



「ゆりの館」は、原種の百合等々を一年中見ることのできる、
興味ある場所でした。
ここまで、沢山の質問のそのすべてに親切に答えて下さった原さんとお別れ。
雨の中長時間、ありがとうございました。
とても楽しく有意義な時間でした。
厚くお礼申し上げますとともに感謝申し上げます。



あっ、左手上にトピアリーが並んでいます。
不思議とにっこりとしてしまうトピアリー。
大規模の公園には欠かせないアイテムですね。
愛情が伝わってきます。
我が家の猫のトピアリーを思い出しながら眺めました。


温室のすっきりとした様子、1000種以上の珍しい洋蘭が展示され、


今迄見たどことも違う、独特な雰囲気が、心弾ます要因かしらと思いました。
今回、南館のジャングルドームは見ませんでしたが、これも是非見たいですね。



フラワードームを出て 、入口の最初の場所へと戻るところ。
百合の花の香りを楽しみながら、霧に隠れている宇宙や星座の鉢類に向かって歩くのは、不思議な体験でした。