姉とのイギリスの旅 3

7月27日

オズボーンハウスに到着いたしました。
オズボーンハウスは、ビクトリア女王アルバート公が9人の子ども達と共に過ごした別邸です。
とりあえずランチのトゥデイズスープをいただきました。
本日は、タラゴンとマッシュルーム、ジャガイモのスープ。
サンドイッチとカプチーノもいただきました。




ショップを抜けると、オズボーンのマートルの苗木を売るコーナー。
ビクトリア女王が夫のアルバート公とともにドイツを訪れた時に祖母から送られた花束の中のマートルを根付かせたもの。
テラスには巨大な株になっています。
そのマートルはエリザベス女王やウイリアム王子の結婚式の時にもケイト妃のブーケに使用されたのでした。
一昨年ここで購入し、根を洗い、成田で検疫を受けて持ち込みました。
今年は庭のあちこちで花が咲いた、ビクトリア女王のマートルです。




オズボーンハウスの入口。
イノシシと犬がこま犬のように両脇にいます。




ビクトリア女王と使用人のジョン・ブラウンの有名な肖像画
うっすらと写っています。




女王のダーバールーム。インドの宮廷のような謁見の間が、まるでその日のように設えられています。
昨年はそのセッティングの最中でした。




今年の庭園が見たくて出かけました。
ところが、一昨年に似たビクトリアンの雰囲気をにじませていて、意外な感じがしました。



庭園を3年続きで見に行きましたので、その写真をご紹介しましょう。

(同じ方向より3年分)


一昨年。


昨年。この黄色と紫色と白の組み合わせの衝撃的な美しさに感動。


今年。





今年のコンテナは私たちのテーマカラーと同じ、赤い花でした!




 
南側には海が見える場所です。
さすがビクトリア女王の館そして庭そして素晴らしい立地条件。





マートルの原木の場所。
昨年はほとんどが剪定されていて心配するほどでしたが、
見事によみがえっていました。
1845年にさし木されたものが元になっています。



「写真を撮ってください」
と言っているようなマートルの美しい花とまあるい蕾の状態。
香っています。



マートルがきれいに緑色の壁になっています。
「格調の高い景色だなあ」と、カメラを向けると、どこも絵になる風景。




ビクトリアンの色合いを感ずる奥の花壇。
クレオメの花の色が微妙。





少し離れたウォールドガーデンへの途中。
いつもの大木の根元で記念撮影。
大木からは底知れぬパワーをいただける心地が。





「ウォールド フルーツ&フラワー ガーデン」の入口。
ビクトリア時代のお洒落な雰囲気そのままに。
中はとても手入れされていて美しい状態でした。
写真を選ぶのがたいへん。



 
ルバーブには、ビクトリアそしてアルバートと名札がそれぞれ。

エキナケア、君津の庭でも私の庭でも、このくらい咲かせたいです。


2年ぶりのブタのトピアリーが3匹ともに元気でした。ニコニコ。





昔懐かしいヒャクニチソウ。こんなに大きな花、育てたくなりました。




「今回はシャンクリンまで電車を考えているの」
と、柏尾さん。
「ワー嬉しい。一昨年出口保夫先生のお宅に姉とうかがった時、ワイト島で乗った電車の想い出をお聞きし、是非乗りたいと思っていたの!」

タクシーで電車の駅ライド エスペランドへ。

二両編成の電車が快適に走ります。




終点のシャンクリンです。




車掌さんがびっくりの入れ墨を見せてくれました。
意味はもちろんご存じとのこと。
「ブログOKですよ」




歩いてシャンクリンの街中へ。
どこで食べようかと迷った末、去年ハンギングバスケットの美しかったパブへ入りました。
大正解でした。




私はフィッシュ&チップス。
「周りが海だからお魚も美味しいのよ」
と、柏尾さん。
スキャンピオンのフライやサラダなど注文し、
皆でいろいろをシェアーしました。
おイモにはヴィネガーをフリフリ。




二人の男性がテキパキと働いていました。
雰囲気良く寛げるパブでした。



シャンクリンの町を通り抜けてホテルへ戻りました。



海の見える私の部屋の窓辺には双眼鏡が。