ニシキギ(錦木)

昨日と同じ様な、穏やかで暖かな朝です。
薄雲の間から太陽が顔をのぞかせています。

玄関脇の斑入りテイカカズラの手前に植えてある、
ニシキギの実が目立ってきました。



果皮が裂ける朔果で、見れば見るほど不思議な姿です。


ニシキギは、日本、朝鮮半島、中国が原産の落葉低木で、寒さ暑さに強いです。
紅葉の美しさが、そのまま名前になりました。
その葉も少しずつ色づいています。
枝が古くなると枝の部分に「翼」が出来るのが特徴です。




実家の父が造った庭は、兄が楽しみながら保全しています。
松本に帰るとその庭を見るのがとても楽しみ。
ニシキギはその兄から小さな苗をもらい、とても立派に育ったのですが、
ある時枯れてしまい再度もらってきました。
「いいよー。掘ってやるからな。他に欲しいものがあったら何でも言って!」
と、いつもにこにこ優しい兄。(その言葉に甘えていろいろと)
こうしてスクスク伸びてきて季節ごと楽しませてくれる、大好きな木です。