姉とのイギリスの旅 7

7月29日
ミナックシアターからラーンズエンドそしてセントアイヴスへ


(最果ての地、ラーンズエンド)
ここは様々な商業施設があり、そこを通り過ぎて岸壁に出ます。

海辺に立つあちこちの距離を示す看板。
初めて訪れた7年前は快晴で、空と雲と海の色のあまりの美しさに、衝撃を受けたのですが、小雨模様ですと、それは望めません。



しかしタクシーに乗る前にいつものヒースを眺めようとすると、
なんと、ずーと前にスコットランドの旅で見た、濃い色のヒースが一面に咲いていたのでした。
それは今までにない鮮やかな景色でした。



小さな灯台や人のポツンといる風景も素敵に撮れました。
カメラをどこに向けても、絵になるのです。




地味な花がヘザーで、派手な花がベル・ヘザー。
今回はこのベルヘザーが満開。


2011年に購入した『コーンウォールのワイルドフラワー』という写真付きの本が役立ちました。

 


同じ場所に行っても、こんなにも変化のある自然の風景。
今迄中で一番美しいヒースの原でした。
こんなに幅広く咲いていた景色は初めてなので興奮。
大大大好きな風景です。自然はいいなあ!
一日中さまよっていたい気分。
雨が降ってきましたのでタクシーへ。



雨なので、セントアイヴスへ帰り新装なったテートギャラリーへ行くことにしました。

(セントアイヴス)

セントアイヴスのテート・ギャラリーの前で下車しました。
海岸ではサーフィン教室などが。
雨が降っていても、お構いなしの若者も子供も。
カモメが通行人のハンバーグを低空で飛んできて盗ったのには、驚きました。
私たちのホテルは、あの丘の向こう右側の方向です。



テートギャラリーは、ロンドンの分館。
セントアイヴスは昔から芸術家たち、画家や陶芸家や彫刻家や小説家たちが好んで集まった特別な場所でした。
そんな場所にテートギャラリーはふさわしいとされたのでしょうね。
我々も何回も訪れています。



はれやかで鮮やかな作品。
二階がショップ、三階がギャラリーでした。第一のギャラリーには、バーナードリーチなどのコレクションがずらりと展示されていました。
他の部屋には、現代の面白いもの。ギャラリーのものはすべて撮影はダメ。



セントアイヴスの町にて。いつも犬の散歩の人で一杯。
雨が激しく降ってきました。



美味しそうなパン屋さんにラヴェンダーが飾られていました。




ハンギング・バスケットが賑やかなお店。




雨が再び激しくなりました。
夕飯は私たちのホテルで。
まだ3時前で夕飯までには時間があるのですが、
姉は一人になってしまうので、
私の部屋でおしゃべりして過ごすことに。
柏尾さんはご自分の部屋へ。



「ねーねーいいでしょう。素敵でしょう」
と、姉に私の部屋をさっそく見てもらい、すぐにミルクティーを入れ、ジンジャークッキーを。
姉とティーを飲みながら、ずーと尽きることのないおしゃべりをして、楽しい時間でした。
柏尾さんいらっしゃると思ったのですが、部屋が大雨で停電となり、レストランの場所で書類の整理などして過ごしたとのことでした。

引き潮の海に水が満ちて、先程どなたかが砂に書いた字もまもなく消えそう。

時間になったので食堂へ。



海に面した素敵な食堂。昨年は左側の席でしたが、今回は宿泊客用の特別な席が用意されています。
右側の海辺を見ると、なんと、プロによる、ウエディングの写真撮りでした。
夕方の海を背景に素晴らしい写真が撮れたことでしょう。
この砂浜は数年前、三人が貝拾いをして「シェルシーカーズ」のように楽しんだ場所でした。
今となったら懐かしい・・・

お食事は美味しい魚の料理。
すぐそこの海で沢山の魚が捕れます。
皆でシェアーしていただきました。

ザリガニ クレベッツを巻きこんだプレイス。
新じゃが、グリーンピース、茎ブロッコリー添えは姉。

タイの一種ブリムを焼いて添えたたリゾットは柏尾さん。

エビ、ミニトマトのパスタは私。



パッションフルーツと苺とレモンのソルベを三人でシェアー。量が多くてほとんど残してしまいました。
雨が止み、姉は坂の上の定宿に帰って行きました。(続く)