十和田市現代美術館の作品色々、アート広場の 草間弥生さん作品・・・青森の旅3

十和田市現代美術館でいただいたパンフレットによりますと、美術館はは2008年に開館し、その後2010年にはアート広場が完成し、官庁街通りのストリートファニチャーが設置され、「Arts Towada」が、グランドオープンされたとのことです。



今回「桜」の写真撮りが目的でした。八戸駅にむかえに来てくれた長男Jが我々をまず連れて行ってくれたのは、十和田官庁街通り歩道の松と桜の素晴らしい通りでした。
この通りには、かねてから観たいと思っていた作品があり、それらは誰もが鑑賞できます。
その上十和田市現代美術館の中の21名の作家による22点の作品もいずれも驚きに満ち溢れている作品ばかり。あっと驚くこと!すべて観てよかった!又行ってみたいと思いました。




インゲス・イデー作 ゴースト/アンノウン・マス



あっ、観たかったのこの作品群。
旅の前に場所を確かめず、ただ観たいと思っていたので、Jが連れてきてくれた偶然の一致に、嬉しい!!

前衛芸術家、草間弥生さんは、4月21日米タイム誌「影響力ある100人」で発表の芸術部門に、日本でただ一人選ばれました。
おめでとうございます。
偶然とはいえ発表の前日も前々日もこうしてみることが出来て嬉しいです。

この作品は、体験型の大型作品
草間弥彌生作 愛はとこしえ十和田でうたう




おもわずステップを踏みたくなる、草間彌生さんの作品。
草間彌生さんは私の出身松本蟻ケ崎高校の先輩。



カボチャの中のうつくしさ!

さすが草間弥生さんの作品だなと喜びながら、十分に楽しませていただきました。
こうして体験すると、世界的なその人気を感じ取ることが出来たような気がしました。





エルヴィン・ヴルム ファット・ハウス



有料の館内は撮影禁止。
館内一階のチケット売り場のこの場所はOk
向こうに草間弥生さんのカボチャなど作品群が見える場所です。


ジム・ランビー ゾボップ
ビニールテープを貼り付けた作品。




正面入り口の前にある、花の馬。
チェ・ジョンファ
フラワー・ホース


右の絵はポール・モリソン
オクリア 神話に登場するリンゴの木がモチーフとなっている。

この官庁街通りは「駒街道」という愛称で呼ばれている場所とのこと。
それは戦前、旧陸軍軍馬補充部が設置されていた場所のためで、
そのため、馬に関するものが道路のそこここに使われていて、
みつけた時のサプライズが楽しい。
もっとも私はJの説明付きのため見落とすことなくすべて鑑賞できました。

それにしても、統一感がある素晴らしい通り。
見事な太い桜と松、両脇の水の流れ、道の両脇の花壇。
チリ一つない見事な通りは、どのように管理されているのかしら。
予算はどのように?
こうした通りが我が住む市の官庁街通りにあったら、どんなに素敵でしょう。
あまりの素晴らしさに、いろいろと尋ねたいことが出てきました。






官庁街通りにある馬の彫像。
見る角度によってまるで違う表情。
上は着いたその日の夕方、
下は翌日の10:30頃。幼稚園生が順番でお馬さんに乗せてもらっている。
若くて可愛い先生の愛情籠った所作と子供たちの笑顔が、幸せな幼稚園での日々を物語っているかのようだ。






この馬達も何となく品があり、ハンサムです。






市役所の屋上が朝から特別解放されていました。
花盛りの桜見物に訪れた人々が歓声をあげます。
車道の両脇に松そして桜の並木が延々と続く贅沢さ。
計画性のある街づくりの大成功の例でしょうね。




マウントフジアーキテクツスタジオ
イン・フレークス
桜の花が映りこむ鏡のようなベンチ。ステンレスの欠片が連なる様なアート作品。

歩道には馬の蹄鉄が埋め込まれてリズミカルな模様になっている。
アートだなあ。