NHK学園国内スクーリング『小豆島に花とハーブを訪ねて』・・・2

10月17日、二日目は午前中、まずはマルキン醤油記念館へ行きました。



ホテルを後にして、まだ少し早いのですが、紅葉で有名な寒霞渓を通り、醤油の里へと向かいました。
濃霧がたちこめ、幻想的な風景が次々とあらわれました。



今回見学するのはマルキン醤油記念館。
ガイドさんによりますと、小豆島での醤油作りは江戸時代で400年前のこと。
弥生時代からの塩作りの歴史がある小豆島、そのうえ気候が酵母育成と熟成に適し、海上交通に恵まれ肥前や肥後(九州)から運ばれた小麦大豆、これらが一つになり醤油がうまれました。
かつては400軒あったそうですが、今は20軒だそうです。






分かりやすくその歴史が展示されていて、興味深く見学いたしました。





醤油を絞ったこの麻袋でパッチワークをする人の話を参加された方からお聞きし、興味深く思いました。






右側はお店。刺身用の醤油を購入しました。
皆さん醤油のソフトクリームを召し上がり、私も味見させていただきましたが、美味しかったです!







外に出ると美味しそうなお醤油の香りが漂っていました。工場で絞っている香りでした。

係の方が横を通られましたので許可を頂き、右側の工場の中をガラス越しに撮影いたしました。
搾りたての香りで満ちていました。





あたりを見渡すと、こうじ菌で建物の屋根などが真っ黒になっていました。
今回感じたのは、旅に出たらその場所での長い歴史、人の暮らしを知ることは、とても大切だということでした。この旅に組み込まれていたからこその経験でした。
醤油も歴史的に自分の知らないことばかりで、良い勉強になりました。