ストック(アラセイトウ)の甘き香り

毎年玄関入口両脇の大鉢の寄せ植えに、ストックを植え足します。
この甘い香りが好きなのです。

中学生の時、早春、お小遣いをもらうとお花屋さんに出かけて買った花。
近くに大門沢という川が流れていて、その川縁を5分ほど下るとそのお花屋さんがありました。
ガラスの扉を開けるとカラフルな花々があふれるようにあり、この花の香りに満ちていました。
当時はアラセイトウという名前で、写真の左側の一重のものでした。
勉強机の上に飾り色や香りを楽しんだものでした。
そのために私にとってこの花の香りは、その時代をふと思い起こす花。
夢多く瑞々しい少女時代です。
暖かな家庭、そして友人にも恵まれていました(来られなかった人を含め一昨日の同級生たち)。


「センティッド・ガーデン」(香りの庭)には欠かせない花ストックです。
寒さに強く、庭にもいろいろ植えています。
下の右側は柏のハーブ教室にいらしてるSさんが種から育てハーブ教室の皆様に下さったもの。
蕾がふくらんできました。いつもありがとうございます!