バラとイングリッシュガーデンを訪ねて・・・2 ウインザーそしてザ・ガーデン・オブ・ザ・ローズ

ガーデン巡り1日目
17日(ウィズリー・ガーデン、ザ・ガーデン・オブ・ザ・ローズ)

ウィズリー・ガーデンから一路ザ・ガーデン・オブ・ザ・ローズへ。
途中ウインザーで昼食

ウインザー城が見えます。旗が女王在城を告げています。
今日明日はロイヤルアスコット競馬。女王が何色のドレスをお召しになるかも賭け事の対象となるとのこと。(一日目はペパーミント・グリーンのような緑色で二日目はラヴェンダー色でした)

素敵なレストラン。黒と白の組み合わせのユニホームが良い感じ。家族連れの客が多く皆リラックスして楽しんでいる。

オリーブと茹でたインゲンでひと手間のサラダ。

グリルした鶏肉にポテト、トマトやピーマンを使ったラタトウイユも美味しい。

スイーツも美味。


(ザ・ガーデン・オブ・ザ・ローズ)

セント・アルバンスにある英国王立バラ協会が運営する庭園です。1876年に創立されて1965年に王立になりました。
その後大改造のためにしばらく休園。2006年に新しくオープンしました。
古い時代から取材などを含めて何回も訪問した庭ですので、その大改革には驚きました。
まずは館の前から続く円柱形のユーツリーがすべて無くなりました。奥の方にあったミニバラを集めたサンカン・ガーデンや日時計があるハーブの庭も無くなりました。入ってすぐ右奥にあったクイーンマザーズ・コーナーも変化していました。そのため全体としてとても広く感ずること、古くからあるポイントとしての木々が残っていますので、歴史も感じられます。
まだパンフレットもできない進行中のバラ園ですので、次回が楽しみな庭です。

かつては、プリンセス・メアリーウォークと呼ばれたシンメトリーのフォーマル・ガーデン風だった場所。両脇に列稙されていた濃い色の木が無くなり、まるで違う印象の場所になった。
ひろがりが感じられるがあまりの変革に戸惑いも感ずる。

イギリスの庭園の特徴である銅色の植物が独特の雰囲気を作っている小道。

モダンローズコーナーのバラの蕾は固かったが、原種が植えられた小道では、様々な珍しい原種のバラが花盛り。バラの本作りをしていたら、ここで良い写真が撮れなと思った。

ペルシャンイエローと呼ばれるイラン原産のバラ、ロサ・フォエティダ。このバラとハイブリッドパーペチュアルが交配されて、1900年にソレイユ・ドールという黄花ができた。貴重なバラに会えてうれしい。

ランブラーローズで仕立てられたパーゴラは回廊のようになっていてロマンティック。