ホワイトガーデンの楽しみそして高木絢子さん

イギリスのケント州にあるシシングハーストのホワイトガーデンは、1986年に私の「花とハーブの旅」で訪ねたのが最初。

一目見て我が家にもホワイトガーデンが欲しいと夢見ながら、コツコツと造り続けました。

紆余曲折がありながら現在に至り、とても気に入っております。 

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白花シャクナゲの`マダムマッソン'は、2007年の私のバースデイプレゼント3月8日に夫にもらいました。もう15年も経ったことに驚きを感じます。

今年は小さな蕾の時完熟鶏糞を木の周りにすき込んでもらい、水をたっぷり与えたのが功を奏し、花も新芽も元気です。痛んだ葉は取り除きました。

 

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スリーコーナードリークで白花が咲き乱れ、道も見えなくなるほどでしたが、

先日道部分が見えるように作業し、落ち着いてきた様子です。

茂りすぎのアカンサスや余分なクリナム、白ヤマブキ等なども思いきり剪定しました。

 

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ミズは日差しが暑い今朝、この日陰で寝ていました。

 

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アーチには、右に`つるアイスバーグ`、左に`シティーオブヨーク'を絡ませています。春には植木屋に古く太い根元は切ってもらい、シュートを生かしました。

もうすぐたくさん咲くでしょう。

 

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野茨は、バラ研究家の高木絢子さんから頂いたたミニバラの鉢植えが枯れて台木が育ったもの。棘がない種類が嬉しいです。短く育て新芽で調整しています。

幼い頃の兄との犬の散歩の時の丘の上の野茨の香り、香りと共に懐かしい記憶がよみがえります。

 

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高木絢子さんのお父様は詩人の村野四郎さん。様々にご活躍された方ですが詩人としても有名で詩集は父の愛読書でしたので亡くなった時、「忘羊記」などをもらってきました。ドイツ曲の日本詞「ぶんぶんぶん」がしられています。

高木さんとは拙著「香りのバラ」(1997年誠文堂新光社刊)などの撮影のために編集者とカメラマンとうかがった時から始まり、イギリスのシシングハーストのホワイトガーデンなどで何度もばったりお会いしたり、NHKの出演者のパーティーで親しくお話したり。

姉熊井明子はお教室の皆様と年二回は高木家のバラ庭を訪問を続けており(今年は中止)。対談も幾度もしたり等ですので、特別のつながりを感ずる方です。

 

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シャクナゲの元気さが嬉しいです。

 

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入口をみると・・・

 

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白花のシランがとても品があります。

◎白にこだわる庭、ベランダのプランターや鉢植えをホワイトにしても、楽しいですよ!