朝の庭から・・・ムタビリス、ラクスパー、ロサ・ガリカ・オフィキナリス

「‘ムタビリス’とラクスパーがきれいね」

昨夜は雨が少し降ったみたいですが、10時近くなり陽が射してきました。
遠くから「トッキョキョカキョク」とホトトギスの鳴き声が聞こえてきました。





‘ムタビリス’は60日に一回は咲く中国系のバラです。
色の変化するバラ。昨日はオレンジ系でしたが、今朝はこんなに変化していました。






ラクスパーはこぼれ種で育ちました。
幼馴染みのM子さんの庭での様子にあこがれて、種まきを始めて数年、
すっかり我が家の庭の一員になりました。
(M子さんの庭今は種まきで育てているとのこと。今年はピンク色が多いとのことでした)






大きなバラ、ロサ・ガリカ・オフィキナリスは、古代から薬効が尊ばれているバラです。
そのため薬局・薬屋を意味するアポセカリズ・ローズとも呼ばれ、ハーブガーデンには欠かせないバラです。
我が家では、シェイクスピア・ガーデンに植えてあります。
ロミオとジュリエット」の第五幕第一場に登場するアポセカリーの店にも、きっとこのバラの乾燥させたものが売られていたことでしょう。



レッド・ローズ・オブ・ランカスターと呼ぶこともあります。
年に一度咲く貴重なバラ、香りも素晴らしい。
花弁を蜂蜜に入れて香りを移したりポプリにも使い、花びらの一枚も無駄にできません。