赤毛のアン大好きな方におすすめの新刊、『村岡花子と赤毛のアンの世界』

 村岡花子さんといえば、『赤毛のアン』シリーズの素晴らしい訳者として知られています。私も中学2年生の時に読み始め、姉の本棚から取り出しては次々と読み続けました。アンの生き方そのものにとても影響を受けて夢見る少女にと成長したのでした。結婚してからはアンの本に登場する植物をノートに書きだしたりの作業もしました。
 また、3年前にはプリンスエドワード島を訪ねて、モンゴメリーの世界を堪能しました。
 その村岡花子さんの生誕120年永久保存版として、お孫さんの村岡恵理さんが責任編集された、『村岡花子赤毛のアンの世界』が3月30日河出書房新社より出版されました。

村岡花子さんのことが網羅されている本書では、多くの人との様々なつながりも書かれていて、大変興味深く読みました。
また、梨木香歩さんと姉熊井明子の対談が16頁続き、大変奥深くおもしろいです。
アンを知る人も知らない人も、是非多くの方々に読んでいただきたい、素晴らしい本です。
詳細は河出書房新社 www.kawade.co.jp をご覧ください。

小雨の中摘んだ花は、サザンウッド、アップルセンテイッド・ゼラニウムバターカップ、ワイルド・パンジーローズマリースノーフレーク、カラクサケマン。素敵な本に捧げます。