本日の読書・・・村岡花子訳 『リンパロストの乙女』

『リンパロストの乙女』(河出文庫)上、下を読み終わりました。
ジーン・ポーター作。
村岡花子さんが『赤毛のアン』と共に愛した作品で、訳された ということで、
興味深く読みました。


私のもっとも苦手とする蛾の世界が重要な柱になっています。
こんな世界があったんだと、初めての扉を開いた心地が致します。


自然描写が美しく、木々や花々、小鳥などの様子に「想像の羽」!を伸ばします。


美しく生長してゆく少女、物語の展開にグングンとひき付けられました。


事情があり母から愛されない娘、しかし、まわりには様々な暖かな心の人々。
是非沢山の方々にお読みいただきたい本です。


詳細は下記をごらんください
河出書房新社
www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309464008/