表の紅葉が映りこんで美しい廣池千九郎記念館に、ふと入りたくなりました。
中は立派な講堂と展示室があり、地下にも続いていました。
入口でいただいたパンフレットに書かれた館長の井出元さんの文章の一部によれば、
{世界の平和と人類の幸福実現をめざして総合人間学「モラロジー(道徳科学)」を創建した法学博士廣池千九郎の生涯と業績を展示している}とのこと。
入ってみると、実に丹念にしかもわかりやすく展示されていました。
今は大変立派に育っている桜並木は、生徒たちと苗木を植えたものとのこと。
所縁の人々のコーナーでは、新渡戸稲造の写真を見つけました。
先日青森で訪ねた新渡戸稲造記念館を思い出しました。
廣池千九郎記念館では新渡戸稲造特集を数年前に開催し、CWニコルさんが講演にいらしたそうです。ニコルさんは新渡戸稲造の英語版の『武士道』を読んで日本を目指すことになったとのことで、入口にいらしたIさんにいろいろと教えていただきました。