イタリアの旅・・・9 ガンベライア荘、ペトライア荘

イタリアの旅4日目・・・フィレンツェ郊外のガンベライア荘の庭とペトライア荘のヴィラと庭園を見学の後、シエナに向かい城壁の中の町を観光、その後トスカーナ地方のアグリツーリズモのホテルに。


ガンベライア荘の庭園

館の前まで来て振り返った景色。

刈り込みの美しい年月を経た巨大な生垣、池と噴水、ハーブや花、レモンなど柑橘類の鉢、沢山の彫像や奥にひっそりとあるグロッタ。
そのどれもがルネッサンスの庭園の特徴でもあるヴィスタの方法でデザインされています。
15世紀ころから造営が始まったとされるこの庭園は今は保全されながらホテルです。個人の旅でしたらこんなホテルにのんびりと泊まりたいものです。


フィレンツェの町を眺める絶景。





ここもモッコウバラの白八重咲きでした。


◎偶然のこととはいえ、この素晴らしい庭園で十分な時間をとれたことは、幸せな事でした。Mさんに感謝です。



ペトライア荘
予約していた1時間の邸内見学のために、館の案内の方がすみずみまで詳細な説明をしてくださいました。
メディチ家のコシモ一世の時代に使用された貴重な館です。
1800年代にエンペラーも居住していた場所です。

今回の旅は写真はフラッシュナシでしたらすべてOKでしたので、貴重な写真を撮ることが出来、そのほんの一部をご紹介いたします。
もちろん、三脚はどこもダメです。


入ってすぐの大広間。



メディチ家の沢山のヴィラの当時の様子がわかる半円形の絵がずらりと展示されている部屋。



巨大なオリーブオイルの壺。
まさに生産地。


メディチ家の紋章が入っている。



教会の入口の柱に描かれた香炉には香りの煙が漂っている。




晩餐の間のゴブラン織りは1400年代の北欧のもの。
ベルギー大使を置いていたので、ベルギーでゴブラン織りを注文した。
ウフィッツィにもゴブラン織りがある。



先に進んだ部屋で見つけたカーテン止めは、愛らしい天使とコルヌコピア形の器。



館の前は斜面になっていて整形式の庭園が整然とあります。



ヴィーナスの像のある噴水の庭園。