英国の旅6日目・・・セント・アイヴス雨降り。テートギャラリーそしてトレングウェイントンの庭へ

9月23日(日)6日目
ものすごい雨の音で目を覚ましました。
お天気でしたら庭巡りの予定でしたが、とりあえずテートギャラリーにでかけて、雨の様子をみることにしました。タクシーですぐ。テートでは、アレックス・カッツの展示が行われていました。

撮影禁止でしたので、入口のポスターの前で記念撮影。
初期の頃の素朴な絵から、デザイン的な洗練された表現方法への変化が一目で感じられる大展覧会でした。終わりの方では影響を受けた様々な画家とその絵が説明入りで展示されていて、その人生が浮き彫りになるものでした。

その展示を抜けて最後の部屋に行くと驚きました。アルフレッド・ウォリスの絵が3枚展示されていたのです。
昨日ペンザンスの美術館で無いといわれた絵の一部です。特別展が行われていたのでした。
仲間たちの絵なども様子が一目でわかるように、やりとりした手紙や写真とともに展示されておりました。
そこにはウォリスが作った船を海に浮かべて遊ぶ幼子の姿があり、それは昨年訪ねた彫刻家のバーバラ・ヘップワースが後に結婚した、ウイリアム・ニコルソンの家族のかつての写真。それはかつての家庭の幸せな家族の肖像でした。セント・アイヴスは芸術家たちが集まった場所。時代が同じでしたら、こうしたつながりも当然のことだったのかもしれません。

(ショップで購入したウォリスの本とポストカードの一部)

お昼を食べるためにセント・アイヴスの街中に移動しました。
途中ウォリスの住んでいた家を撮影しました。



綺麗で楽しいセント・アイヴスの街をごらんください。

貝のお店。


「ハルさん、あれ見て!フエルトなどで作った手芸の御菓子よ!」




やはり一度は食べたいフィッシュ&チップス

たっぷりヴィネガーをかけていただきます。
そして小雨の中、私と柏尾さんはタクシーに乗って、昨日すぐ近くを通ったペンザンス近郊のナショナル・トラストの『トレングウェイントン』の庭園まで出かけました。


ロビンがすぐ近くまできて、時々首を傾げた姿がかわいいのです。
柏尾さんの庭にもいつもくると聞いていたので、二人で盛り上がりました。

ウォールド・ガーデンの中は野菜やハーブがいっぱい。左セージで右はニラの美しい白い花。

大変広い庭園のいっかく。春のシャクナゲの頃や秋の紅葉の頃もきっと素晴らしいことでしよう。

ずっと奥の方のビューポイントにて。この周りはシャクナゲや西洋ツツジなどがいっぱい。5月ごろはきっと華やか。

雨のなか身体中冷えてしまい、終了間際のレストランでいただいた、スコーンセット・熱いミルク・ティーとクロテットクリームとジャム付きのスコーン、とても美味しかったです。