ポルトガル・シントラの王宮で購入のチューリップ・ポットに活ける

今朝庭を見ると、昨夜の暴風雨でチューリップは、もう終わりを告げていました。

摘んで室内で楽しむことにしました。







チューリップ・ポットは、2000年1月に出かけたポルトガルでの旅で、
首都リスボンの近郊、シントラの王宮の売店で購入したレプリカ。
大変貴重な品、手荷物にして大切に持ち帰りました。

◎この王宮は、数奇の運命をたどった、『天正遣欧少年使節団』がヴァチカン宮殿でグレゴリオ13世に謁見する前の年の1584年に、仮装舞踏会に招待され訪ねたお城です。そのシントラ城の仮装舞踏会が行われた白鳥の間には、ポルトガルの王様ジョアン1世の娘のイザベラ女王が好まれたという白鳥が27羽、描かれていました。





赤い色は、ブリキの入れ物にもよく合うように思います。




モイスト・ポプリも作りました。
粗塩を盛り、八重咲きのチューリップを中心に。周りにはフリンジ咲きの花弁を。
間にはミントを飾りました。
チューリップは薫ります。八重咲きがより強く感じます。
温かみを感ずる甘さのある香りです。
そこにミントを足してみました。
北海AM23号の清々しさがよくあいます。



(ミントを摘もうとすると、カマキリの赤ちゃんが)

孵化したばかりでしょうね。皆大きく元気に育ちますように。