ポルトガルのOLARIA FLOSAの作品


 2000年1月にポルトガルに出かけ、シントラと首都リスボンに滞在しました。
 シントラは、英国の詩人バイロンが「エデンの園」と表現した場所。
 その美しい森の中にあるシーザ・パーク・ペーニャ・ロンガに泊りました。
 ここは、1582年に、キリシタン大名の名代としてローマ教皇の表敬訪問のために派遣された四人の少年使節団が、2年の後にこの場所に着き、宿泊した修道院が敷地内に残っているホテルです。
 彼らが翌日表敬訪問したシントラの王宮にもでかけました(彼らは翌年ヴァチカン宮殿でグレゴリオ13世に謁見することができました)。
 シントラの町で見つけたのは、とびきり明るい絵柄の器が並ぶお店で、一目で惹かれました。それは陶器の町ルドンドに工房を持つ、OLARIA FLOSAのお店でした。
 口髭を蓄えた FLOSAさんは、眉毛の濃いとてもおだやかなニコニコ顔。だからこんな作品ができるんだなと納得。さっそく購入して FLOSAさんと記念撮影もしました。