フルーツポマンダー作り

カラカラに乾燥している今の時期は、フルーツポマンダーを作る絶好のチャンスです。
フルーツポマンダーとは、オレンジやレモンなどにクローブを差し込み、ハーブやスパイスのパウダーをまぶして乾燥させ、粉を取り除いたもので、ヨーロッパでは中世時代にはすでにお守りや病気避けなどとして使われていました。



私流はメッセージ・ポマンダーにすることです。
HAPPYとかLOVE、アルファベットや文字を竹串で差し込んだ穴に、クローブで描きます。
このオリジナル作品、世界で一つというのが、とても気に入っています。
クローブを差し込んだら、自家製のハーブ&スパイス・パウダーをまぶして、毎日管理。
右側は1月16日につくり、毎日上下かえして両手でおむすびをむすぶようににぎり、このところ少し硬くなってきたもの。出来上がるまではあと少しです。
左側は2月1日に、少ししなびはじめたレモンライムを使いました。




今日残った二つのレモンを見ると、かびることなく少ししなっとしていて、ポマンダーにはぴったりの状態!
すべて1月9日のハーブ教室の時Iさんに皆さんと一緒にいただいたもの。
そうだ、これでポマンダーを又作りましょう。




左が前回のもの、右が本日のお昼の後に作ったもので、LOVEの字と人の顔にしました。
ハーブ&スパイスパウダーにまぶして、左にもプラスして、毎日お手入れします。



(イギリスのシェイクスピア・タウンで見たフルーツポマンダー)

当時のままに保全されているシェイクスピア関連の館。
大きなテーブルの上に置かれていたのは、オレンジポマンダーを沢山いれた木の器。


時代に忠実に飾られているこんな状態に出会った時、うれしくてわくわくどきどきしてしまいます。



どのようにして飾るかの良いお手本にもなりますね。