ビワの芽とモヤ


茶色くてむくむくとしていた、まるでテディーベアーのようだったビワの芽が少しずつ伸びてきて、今朝雨戸を開けるととんがった葉になっていました。
「あー、こうなったのねー」
と、しばし眺めました。

◎数年前、夫が胃の不快感を取り除きたいからと知人から聞いてきたビワの葉を使う民間療法、その時夫はよその家からビワの葉をいただいてきたのでした。
「えー効くのかなー」とは思いつつ、
それだったら次は自家製でと、すぐに種を蒔いて鉢で育てたビワでした。
「十分使えるほどに育ちました。どうぞお好きなようにお使いくださいね」



◎『原色牧野和漢薬草大圖鑑』株式会社北隆館1988年によると、ビワの薬用部分は、葉、種子、果実。
葉は9月上旬に採取した葉の裏毛を取り除き、日干しにしたものを使用する。古くから枇杷葉湯は暑気払いに使用。漢方の処方では健胃、消炎、鎮咳、利尿、下痢止めに応用されるとのことです。民間では下痢止めやねんざなどや浴湯料としてなどなど。もっと知りたい方は、『原色牧野和漢薬草大圖鑑』をごらんください。




モヤは丸椅子でとっても気持ち良さそう。
やはり丸刈りにして良かったわね。