クラブツーリズム・イタリアから南仏への旅 5・・・トスカーナ地方オルチャ渓谷、ピエンツァ

23日(月)庭園見学後、ローマでの遅昼の後、一路、渓谷のあるトスカーナ地方の丘陵地帯へと車を走らせます。


トスカーナの丘陵地帯は2004年に世界遺産に登録された場所です。
この時添乗員のSさんから提案がありました。
「数日前に写生の方々を案内したこれからの通り道にある世界遺産の小さな村ピエンツァを是非ご案内したいのです。この時麦が青かったのですが少し色も変化してそれは素晴らしい風景が見られると思います」



そしてそのピエンツァは、すぐにでも絵にしたくなるような麦畑と糸杉と山のある絶景でした。
庭を見た時とは異質の感動が心一杯に広がり、疲れもいっきに吹き飛びました。
Sさん、案内して下さりありがとうございました。感謝!です。
青空、雲、陽光・・・その微妙な変化で何もしなくても色合いも変化の美しい写真が撮れました。重いけれどニコンD7000で正解でした。レンズは18の200。





特別に美しい街として市街地の歴史地区が1996年に世界遺産に登録されたピエンツァは、
1458年にこの地出身のローマ教皇エス二世が、1495年、ルネサンスを代表する建築家ベルナルド・ロッセリーノに3年がかりで造らせた理想郷。



鐘楼のある大聖堂の脇から、城壁の上の道が作られている。
渓谷を眺めながら、寛いでいる人々の姿も。
ゆったりとした時を過ごしたい場所だ。



小さな街は東西400メートルほどの場所。

教会などがまとまっている中心部は広場となっている。


ワインとペコリーナチーズが有名。