昨日の夕飯・・・トロロ汁


昨夜は青森産の長芋でおとろ(実家ではこのように言いました)を作りました。
おろし金ですりおろした長芋を、夫が混ぜてくれました。
実家では父が大きなすり鉢とすりこぎで丁寧に丁寧にすっていました。
煮干しと昆布とかつおしょう油砂糖などで作ったダシ汁を母が少しずつ注ぎ、
「おっいいぞ」
などと、言いながら、時間をかけて。
あの頃は長芋が今のものよりもっとねばっこかったのかもしれません。

夫のかき混ぜるおトロにダシを入れながら、一瞬そんな懐かしい光景が去来しました。

いつもはメザシか、丸干しをいただくのですが、それが店になかったので、
急遽店頭に並んだもので、煮びたしを作りました。
(材料)油揚げ、ベーコンの厚切り、下仁田ネギ。
煮汁はとろろのツユを薄めたものを使用しました。
味のハーモニーがまことに良かったです。


お隣りの花友Hさんから味噌やさんが作る味噌漬けをいただきました。
この味がおとろにちょうど良かったです。おすそ分けに長芋を差し上げました。
◎長芋はJからは青森産、義妹の静代さんから信州産が届きうれしいです。
大好物ですので大事にいただきます。ありがとう!

◎幼馴染みの真智子さんのメールで、すり鉢を支えたりのお手伝いや、「すらせて」とねだり、すりこぎを渡されても、なかなかうまくできなかった子供の頃のことを思い出しました。