バラとイングリッシュ・ガーデンを訪ねて・・・12 ボストン夫人の庭

ガーデン巡り5日目

6月21日(ボストン夫人の庭、ベスチャトー・ガーデン)

(ボストン夫人の庭)
 イギリスの児童文学者、ルーシー・マリア・ボストン夫人が1938年から住んで、この12世紀に建てられた部分も含む館が舞台の名作、『グリーン・ノウの子どもたち』を初めとしたシリーズの本を書かれた・・・。
ボストン夫人は素晴らしいキルトを何枚も作られましたし、素晴らしい庭も造られました。庭には300種以上のバラが植えられ、沢山のトピアリー、美しいボーダーや大木のカッパー・ビーチなど。お堀もあります。
夫人は1990年に97歳で亡くなり、今は本の挿絵を描かれた息子のピーターさんの奥様ダイアナさんが館の管理を受け継いでいます。作家の林望さんはここに住んでいたことがあり、著書『イギリスは愉快だ』には、ボストン夫人とのさまざまなことを書かれ、大変魅力ある内容です。

入口のここまでの道のりが大好きです。あー又大好きなこの場所に来ることが出来ました。しばらく眺めてから扉を開けて入ります。
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3年ぶりの訪問でしたので、懐かしくてハグして再会を喜び合った、ダイアナさん。
おみやげは前日訪れたチャールズ皇太子の庭で購入の特別の紅茶にしました。


物語の中で、トーリーがボートに乗ってたどり着いた入口。

そこにはいつ訪ねても、こうした庭の花が飾られて・・・



庭はことのほか美しいものでした。
年ごとに美しく変化している庭園です。
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ダイアナさん、又お会いしましょうね!
お店では記念に、パッチワーク用の布とダイアナさん制作のネックレスを購入しました。それからボストン夫人制作の美しいキルトのポストカードも。