貴婦人と一角獣展・・・国立新美術館にて

昨日は、六本木にある国立新美術館に、『貴婦人と一角獣展』を姉と観に行きました。千代田線の乃木坂駅下車すぐの便利な場所です。

この西暦1500年頃に制作されたとされる、6連作のタペスリー、以前から関心があったのですが、幼馴染の真智子さんが「観てきました」とメールで情報を下さり、7月に行こうと思っていたのです。
ところが、ずっと以前にパリのクリュニー美術館で観たという姉に誘われ、急遽行くことに。
フランス国立クリュニー中世美術館から国外に貸し出されたのは、1974年にアメリカのメトロポリタン美術館へのみとのこと。チケットには「奇跡の初来日」と書かれています。
その物語性、色彩、花、木、沢山の動物、女性の服装と表情、髪型、装飾品、そのどれをとっても目を見張る様な素晴らしさです。19世紀あのジョルジュ・サンドが、20世紀にはリルケがとりあげ話題になった歴史もあります。
この稀有なタペスリーを鑑賞するにはまたとない機会、是非沢山の方にごらんいただきたいと思いました。

まずは遅いお昼。地下一階でペンネとパスタと豚汁をシェアー。どれもとても美味しくて、次回もここねと。

すべて見終わり、「お茶して行かない」と私。「わーいいわねー。Tさん大丈夫? そう。しよう、しよう」と姉。姉はいつも、おそくならないように、私の夫に対して気づかいしてくれるのです。
2階のコーヒーショップでアールグレイとエクレアセットをいただきながら、タペスリーの話をずーとして、「あっ五時だ。帰らなくちゃ」と私。
出たすぐのところで、記念撮影。充実した楽しい一日でした。
この上着は姪の美恵にもらったもの。着心地抜群。美恵ちゃんいつもありがとう!