北海道ガーデン街道の旅・花とハーブを訪ねて・・・一日目

 7月16日〜18日まで、『「NHK学園国内スクーリング」花とハーブを訪ねて』の同行講師として、花盛りの庭を堪能してまいりました。
今回は、『北海道ガーデン街道』という街道という考えのもとに、すぐれた庭園をめぐるという、日本のガーデン文化を巡るその庭のコースの七つの庭、
1)上野ファーム
2)風のガーデン
3)十勝千年の森
4)真鍋庭園
5)十勝ヒル
6)紫竹ガーデン
7)六花の森
の中から5と7を抜いて「ゆにガーデン」と「富田ファーム」を入れ込み、合計七か所の庭を訪問しました。


7月16日は羽田空港に8時集合。9時には新千歳空港への機上の人となり、到着後はB班の方と一緒になり35名が揃いました。
最初の庭園は、「ゆにガーデン」です。

夕張郡由仁町にある「ゆにガーデン」の建物入口の右側には、ハーブのレディースマントルが見事に咲いていました。自宅では蒸れてしまいこうはいかないのです。

昼食の後、庭に出ました。高台の縁取りの部分が、ネペタの仲間、ミソガワソウなどが目立ち、次に続く黄色のヘメロカリスや黄色の葉の茂みとのバランスも良く、期待が高まります。
15のエリアに分かれているとのことなので、とりあえず、周遊しているハービー号に乗りました。
 
途中、ホワイト・ガーデンで下車しました。
四本のコニファーがそびえ、シンプルな整形式のデザインの中に、八重のマーガレットやカモマイルなど白い花と、シルバーの葉のラムズイヤーなどが、美しく格調高く植えられていました。

102万本というリナリア。色あいがとてもシックです。

ユーフォルビア・ポリクロマの花の間から咲くモナルダ デイディマ(タイマツバナ)。真夏はこの色が映えますね。
私は紫色と赤の組み合わせも好きですので、上の写真も、リナリアとこの真紅のタイマツバナを組み合わせてデザインしたら面白いだろうなと思いました。

壁に囲われたローズガーデンは花盛り。ここでもレディースマントルが。他にポテンティラ‘メルトンファイヤー’も。

教会の前に続くダブルボーダーの花壇は、初めは白っぽくやがてカラフルに変化していく様子が抜群の色彩。できうればあと1時間かけてこのボーダーをゆっくりと歩きたいものだと思いました。芝生のバラの花びらは先程この写真の後ろ側にある教会であげられた結婚式の時のものです。