何年か前、カナダ・ビクトリアにある、「ブッチャートガーデン」を取材で訪ねたことがありました。
成田からバンクーバーまでは6時間30分。
バンクーバーに滞在し、ビクトリアまでのフェリーの乗船時間は1時間30分ほど。
次々と変化する周りの風景と水面とがとても美しくて見飽きませんでした。
ビクトリアに到着すると車で30分程の場所にありました。
一度は見たかったサンケンガーデンを写真撮りできて満足。
セメント業で財をなしたブッチャート夫妻により造られた庭で、材料となる石灰岩を掘り取ることにより、巨大な穴ができてしまい、心痛めたブッチャート夫人の考えにより1904年より作り始められた庭とのこと。
約22万平方メートルの場所に、ローズガーデン、イタリアンガーデン、湖、日本庭園などがあります。広大な庭園には様々な工夫があり、ダイナミックな様子と繊細な様子が見事に融合されているものでした。
香りの花の扱いに心惹かれました。
まさにセンティッド・ガーデンだったのです。
次の3種類の花がとくに印象的でしたので、ご紹介いたします。
庭のあちこちにヘリオトロープが植えられていました。
この場所では、今まさに植えようとしているところ。
こんな感じに植えるんですね。
ストックが放つ甘い香りも、心地よいものでした。
足元にはやがて咲くダリアの芽が出ていました!
同じような甘い甘い香りのヒゲナデシコ、この場所に来るといきなり強く香り、
素晴らしいサプライズでした。