桐原家のお墓参りときょうだい会のために松本に出かけました。15~17日の二泊三日の旅でした。
俊郎&園子夫妻が松本駅まで出迎えてくれ、そのままいつもの蕎麦屋「井川城」igawajyo.sakura.ne.jp/top/ へ連れて行ってもらいました。
一年ぶりでした。
お蕎麦、やはり絶品。
更科そばも、「美味しいものとはこうしたものか」と思えるような味わい。
そばの実のスープは初めて。
「スーパーダイエット」
とのことでした。
誠に穏やかな味わい。
蕎麦饅頭と庭のウメジュースの後のウメをしょう油で煮たもの。
誠に美味なりと、皆で美味しくいただきました。
ごちそうさまでした。
次はお墓参りです。
桐原一族のお墓はリンゴ園の先を左に少し上った所にあります。
お墓参りが終わり、坂を下りていくところ。
松本平そして山並みが見渡せる、とても景色の良い場所です。
この後俊郎さんが連れて行って下さったのは、夫にとってサプライズの喜びの地でした。
父親がこの地の校長になった時、一家でこの写真の奥の、今は更地になった場所の家に仮住まいしていたとのこと。桐原家にとっては、懐かしい場所だったのです。
この川もとても懐かしいとのこと。
おとなりは窪田空穂の生家。
「`すずめおどり'という飾りのついた本棟造りに特徴がある家なんだよ」
と俊郎さん。
これも驚きのサプライズでした。
七夕の人形が飾られていました。
涼しい風が吹き込み、なんと気持ち良い縁側でしょう。
我々もササに願いをこめて書き記しました。
夫は高野槙を眺めています。
母屋の南側の坪庭には、空穂が詠んだ高野槙が巨木になっていました。
特別な空気が流れるような、感動の場所でした。
生家の前には立派な窪田空穂記念館があり、隅々まで拝見いたしました。
受付の前にある写真です。
◎俊郎さん園子さん、何から何までありがとうございました。
感動の時間でした。
新宿発10時発のあづさでした。ので、7時少し前、少し雨が降っていたのですが、庭で桐原の両親のお墓にお供えする花を摘み取りました。同じものを2束用意。マートル、ローズマリー、エキナケア、アガパンサス、クロコスミヤ、オカトラノウ、ヘリアンサス。舅の大好きだったラベンダーも。
優しかったお二人の笑顔を思い浮かべながら。