今夜のモヤと本は『修道士の頭巾』


ママのパソコンの隣りで毛の手入れ。気持ちがいいよ。
この場所が大好きだい。

本は『修道士の頭巾』エリス・ピーターズ著(ハヤカワ・ミステリ)。
薬用ハーブが次々と出てきて、大変興味深い本です。
87年10月に翻訳の仕事をされていたTさんに
「ハーブが沢山出てきてとても面白いミステリーです」
と、いただきました。

パソコンの画面は、拙著『英国ガーデンスタイル』(毎日新聞)1999年刊の59頁より。

イギリスのシュローズバリーの街の900年前の寺院を前に、1994年6月にこの中世時代のハーブを植えた回廊のある、修道院が建てられ、そこを訪ねた時のものです。
薬用ハーブが花咲いてとても綺麗。手入れも良く、若くてハンサムな修道僧(服装)がすみずみまで案内してくれて、皆で十分楽しみました。

1930年代から沢山の小説を書いていたイーディス・パージターがペンネームで書いた、「カドフェール・シリーズ」は、1138年、シュローズバリーの修道院に住むカドフェールの物語です。
その場所を見たいと訪ねる人々が多く、こうした本格的なものが作られたのだそうです。