6月19日(月)(風雅舎→六甲高山植物園→三室戸寺→平安神宮)
三室戸寺は宇治市にある西国観音霊場十番の札所で、本山修験宗の別格本山とのことです。
約1200年前(宝亀元年)、光仁天皇の勅願により、三室戸寺の奥、岩淵より出現された千手観世音菩薩をご本尊として創建されたそうです。
アジサイの美しい庭とのことで、行程に入れていただきました。
見事なアジサイ又アジサイ。
この場面は帰りに鑑賞いたしました。
右の斜面に広々と広がるのは紫陽花の庭園です。
見下ろしてから参道を先にと進みます。
赤い山門が堂々と立っています。
その山門をくぐり、坂を上り右側に曲がると、
本堂が見えてきました。
さらに進むと、見事なハスの鉢植え、その様子にびっくりしました。
なんと素敵な場面展開でしょう。
本堂の右側には鐘楼そして三重塔が見えます。
本堂でお参りし、鐘楼で鐘をつき平和を願いました。
ハスは7月から8月にかけて、百種の花が開花するそうです。
老若男女、若いカップルも多く、庭を愛でる様が気持ち良いものでした。
本堂の前には、様々な石造りの願い事をするものがあり、皆さん笑顔でさすったりさわったり。私も。
納経所で御朱印を書いていただきました。
隣りではガイドさんが見事なものをドライヤーで乾かしています。この三室戸寺がまだ済んでなかったので抱えてきたとのこと。
最終的には立派な額仕立てにし、大変価値のあるものになるのだとか。
宝蔵庫に安置されているという平安の昔をしのぶ、五体の重要文化財の仏像、機会がありましたら参詣したいと思いました。
看板に書かれていた歌、情景が浮かびます。
(花山帝御歌)
夜もすがら 月をみむろとわけゆけば
うじの川瀬に 立つは白波
五千坪の大庭園には、枯山水、池泉、広庭があります。
今はハス、アジサイが真っ盛り。五月のツツジ、シャクナゲ、秋の紅葉も楽しみです。
枯山水庭園。
池泉庭園。
行きに見下ろしたアジサイ庭園。色別にいろいろと植えられていて、皆様歓声をあげながらの見学です。下へ下へと下りて行きます。
三室戸寺も想像をはるかに上回る素晴らしい庭園でした。
(続く)