‘イザヨイバラ’ 、‘アンリマルタン’、‘パットオースチン’

五月の爽やかな風を受けながらバラが次々と咲いています。


‘イザヨイバラ’
イザヨイは十六夜のこと。
十五夜はお月様は真ん丸ですが、一日欠けているような花の様子を名付けた薔薇です。
今年は木が生長して沢山の蕾がつき咲きだしました。
学名はロサ・ロクスブルギー原産地中国。


左右ともに上の枝には愛らしい形のつぼみがいっぱい。





一番大きな花は花径9cmもありました。(『ばら花図譜 国際版』鈴木省三著 1996年 小学館)によりますと、花弁数は150枚を超える場合があるとのことです。
今年は香りが感じられず。いろいろの状態で観察するつもりです。



‘アンリマルタン
モスローズの‘アンリマルタン’は、レッドモスともよばれる美しい花です。強いダマスクの香りが楽しめます。
モスローズはケンティフォリアの突然変異、枝変わりといわれており、香りも同じダマスクの香りです。
特徴はコケのような繊毛に覆われている部分があること。
こするとバルサムの香りがします。
5cmほどと小さな花径ですが、花つきがよく見事に咲く一季咲きの薔薇。我が家に欠かせないバラです。




‘パットオースチン
イギリスのデビッド・オースチン作出の薔薇です。芸術家である奥様の名前が付けられました。
ティーの香り。




このバラの詳細はwww.davidaustinroses.com/japan/Showrose.asp?Showrをごらんください。