ロンドンのホテルは今回初めてのPremier Inn Putney Bridgeです。
「テムズ河のすぐそばにあり、その前にはとっても素敵なフラムパレスがあります」
と柏尾さんからメールをいただいた時、その未知の世界が想像もできませんでした。
ホテルは清潔で広々としていて居心地が良さそう。もちろん広いバスタブも。
チェックインをすませてすぐに、目の前のフラムパレスに出かけました。
薔薇が咲き、ロシアンセージが逆光に輝くように咲いています。
テムズ河を眺めてから庭に戻り壁に囲われたポタジェに。
リンゴの木が大きく育ち、実が沢山生長中。
ベビーカーの親子連れが多い。素晴らしい憩いの場所なんですね。
若いカップルも多く、じっくりと話す様子は真剣そのもの。
フラムパレス・ノット・ガーデンでは、夏の花々が真っ盛りでした。
良く手入れされています。うらやましいくらい。
ビショップハウスは、中心には噴水の内庭があります。
その美しい建物の手前にはどの面もラヴェンダーが真っ盛り。
大変貴重なビショップツリーが枯れてしまい、その木がその場所でその木の木彫によって芸術品として蘇ったのでした。
自然災害などで枯れた木を又別のものに蘇らせるということは、イギリスの庭園で今までしばしば見かけましたが、とても素晴らしい発想だと思います。
枯れてしまった木はけっして元には戻らないですものね。
この木の場合は、その木の歴史がわかる木彫りの芸術品になっています。
ツリーの先は、広々とした芝庭があり家族連れで賑わっています。
日陰の建物の前にはベンチが並んでいましたので、
しばしここで涼風を受けながら多岐にわたるおしゃべりを。
真ん中が柏尾さんと姉です。
後ろに植えられた木はマートルでしたが格別に香りが強く、こんなに違うものかと思うほどでした。
今回の旅はワイト島のマートルから始まり、マートルとの出会いが多かったです。