楽しいペットボトルでのさし木


2リットルのペットボトルのさし木のコーナーです。
もう何十年と楽しんでいる方法です。
左からアジサイ、アマチャ、ローズマリー、バラ、ラヴェンダー、ケストルム・エレガンス、ホワイトセージ、バラ。
一年をとおしてさし木しますが、新梢が固くなった夏の終わりから秋にさし木することが多いです。
剪定をした時捨てるにしのびなく、さし木することも。
こうして軒下で管理。真冬は朝日がいっとき射しこむ場所です。

 
蓋をとったペットボトルの中央のへこんだすぐ下部で切り、口の所にミズゴケを押し込みます。
それを水をいれた下の部分に差し込みます。
赤玉土の小粒を上2cmあかせて入れ、水を入れてさし木します。

この便利な方法をNHKの『趣味の園芸4月号』でご紹介しようと、
ローズマリーとラヴァンディンの‘グロッソ’を挿し木したのは、
ダメでもともとと思いながら、1月4日のことでした。
テレビの撮影が3月23日でしたので、その時に根が伸びている状態があったらいいなあと・・・

 
すると春になると白い根が伸びてきて、ペットボトルの外側からでもその様子が見られるほど。
左がローズマリーで右がララヴァンディンの‘グロッソ’。

結局テキストのみで、テレビでは取り上げる時間がありませんでしたが、
おかげで、こんなに寒い時の戸外でのさし木が成功することがわかったのは、ラッキーでした。

そのままにしておくわけにもいかないので、本日そっと中身を抜いて、
一本ずつに分けて、裏側の花壇に植えこみました。
ローズマリーは15本のうち1本のみが枯れていました。

◎写真はすべて本日のものです。