イギリス&フランスの旅日記2014年5月・・・6

ランズエンドから一路、
姉が以前からずーと話してくれ誘ってくれた、DHロレンスが住んでいた館を目指しました。
「あなたに是非あの風景を見せたいの。その先に5月にはブルーベルが一面に咲いていて、6月にはフォックスグローブが一面に咲いている場所があるのよ。その美しさといったら!! 夢中になってそこを歩いたら、ノイバラのトゲで服は破れるし血は出るし」
あー、映画のワンシーンのような、なんて情熱的な光景でしょう。
花咲く丘を陶然と姉と歩く自分の姿を、いつも想像しながら、過ごしていた年月でした。
いよいよその場面に出会えるのです!!!

この手前右側の建物でその場所を調べましたがおよそのことしかわからず。


ブルーベル真っ盛り。
途中、タクシーをおりて、姉が探しにゆきました。

青いのはすべてブルーベル。はびこっているツルは、棘いっぱいのノイバラです。


「春さーん、見えたわよ。DHロレンスの家! 」
はるか彼方で、姉が手招きします。
「さっき通り過ぎたあの小道を左にずーと入っていけば良いのよ」


左側に屋根が見えます。そして彼方は海です。
前回はセント・アイヴスのタクシーで、迷うことなくあの場所まで行ったそうなのですが・・・
ところが結局、運転手が調べた結果、海方向への道はプライヴェイトということで、入れなくなったそうで、
年月はいろいろと変化させるんですね。
すぐに、あきらめました。
それにしても、姉の見せたいという暖かな心遣いがとても嬉しかったです。ありがとう。
それにこの道路両側も十分に美しくて、楽しめましたもの。
そんなわけで、姉の数年前の体験は、大変貴重なものになったのでした。

セント・アイヴスに到着。
街をぶらぶら。

今まで気が付かなかった面白いお店。人懐っこい猫がいました。
記念にアンモナイトを一つ購入しました。

メンフクロウがこんにちは!


姉のお気に入りのルバーブが閉店で、昨年見つけた海辺のイタリアンに行きました。
海鮮スパゲティー。あれ、去年の方が美味しかったなあ。
「トマトソースが缶詰になったわね」と、柏尾さん。なるほどと納得。

教会の横を通り、姉とわかれ、柏尾さんとタクシーでペンザンスのホテルに帰りました。