球根ベゴニアの使い方一例・・・英国バースにて

イギリスの旅で、はっとするほどに目立つ花の一つに球根ベゴニアがあります。
ハンギングバスケットや窓辺の横長の鉢に植えられ、カラフルで華やかで豊かな印象があります。今年の6月にバースの街で見たものは、優しい色合いで、組み合わせる植物も凝っていて、勉強になりました。




この抑えた優しげなピンク色、大人可愛い雰囲気。
中心部分に植えられているのは、センティッド・ゼラニウムの斑入りの種類のレモンセンティッド・ヴァリゲイティッド。赤紫色の葉の植物も効いている。


この円形の部分はほとんどが純白に近い花。斑入りのアブチロンとカレープランツが植えられていて、その選択に、なるほどなあと感心しきり。


装飾的な大きな鉢を中心に、囲むように取り囲んでいるベゴニア花壇。
この写真から2ヶ月、周りのアゲラータムやアブチロンなど、きっと今頃グンと生長して、沢山の花で賑わっていることでしょう。

◎読売新聞夕刊の8月2日、『桐原春子のはな紀行』でも取り上げましたが、丈夫でカラフルな球根ベゴニアが話題になっています。それはサカタノタネの通信販売で扱っている「フォーチュンベゴニア」という種類です。ディープレッド、ピーチなど微妙な色合いがあり、その数13品種とのこと。バラのような大輪でとても丈夫というのが、嬉しいです。
www.sakata-netshop.com/
◎秋まで十分楽しんだら、球根は掘り上げて冬越しさせます。春に又植えて液肥を与えて育てます。