えっこんな所に！と、ヤブコウジの赤い実を見つけた時、嬉しく思いました。
アーチの下に植えたものが匍匐茎でいつの間にか増えていたのです。
小学校4年〜6年まで、父母と弟と飯田の三穂という所で暮らしました。
父がその学校の中学校校長として転任したのです。
行ってすぐから父は私と弟を連れて、よく植物観察に出かけました。
ある時、電車そしてバスと乗り継ぎ、下條村という所にある大山田神社にでかけました。
社殿の南側に、ヤブコウジが群生していて、陽光のもれる樹下にはフタリシズカの花が咲いていました。
この時のヤブコウジの群生を見つけた時の父の笑顔!
父の作ったアルバムを見ながらこの日のことを、思い出しています。
