薔薇の枝の誘引をしました


 一昨日、バラの誘引作業をしました。
 つるバラは枝を傾けた時に、そこから伸びる芽に花がつきやすくなるのです。
 晴れた日の日中、 トゲで身体を痛めないように、丈夫な手袋、帽子、衣服で作業します。
 この写真の部分は、‘コンスタンススプライ’、ロサ・ダマスケナ‘イスパハン’、ロサ・ケンティフォリア‘ブラタ’です。
 これらは花後全部の枝をワイヤでまとめておいたもので、チューリップの花壇方向に枝先を誘引してワイヤでとめ付けました。その後に傷ついた枝や葉のある枝先などは剪定して、枝だけの状態にしました。これから寒肥を与えます。初夏の頃にたくさんの花が元気に咲くために、毎年行う作業です。
 この作業の様子は今書店で並んでいる『花ぐらし』(家の光協会)の冬号の101頁をごらんください。 

1997年と1998年に誠文堂新光社より刊行された私のバラの本です。
『香りのバラ』は、香るバラを愛する方にはとても参考になる本だと思います。
『楽しいバラ作り12か月』は、その後バラの肥料や土はめざましい変化がありましたが、作業などの仕方はかわりません。今は無農薬で工夫しながらバラ作りをしています。