今朝の庭から・・・バラ、レディースマントル

バラの‘ムンステッドウッド’のベーサルシュートが2本伸びてきました。
どうしようかしらと考えるうちに旅出発となり、帰国したらまもなく少し咲き始め、そのまま咲かせることにしました。

バラの作出家・鈴木省三先生のご著書を参考文献として出版した、拙著『楽しいバラ作り12ヶ月』1998年誠文堂新光社刊にも書きましたが、ベーサルシュートは箒のようになって沢山の花が咲き消耗するので、秋または来年のために剪定して仕立てるのが本来の方法。でも切るのはしのびなく、このまま咲かせなるべく早く剪定することにしました。

「おー素晴らしい香り!」
花は次第に大きくなり、色も刻々と変化しています。
中心部分もクォーターロゼットになってきました。
全部咲いたら素晴らしい香りのブーケになりそうです。





鉢植えのレディースマントルが元気に咲いています。




昨日からの雨が葉に宿り美しいです。
レディースマントルの葉に宿る露は中世時代錬金術と結びつき、このハーブが特別な力を持つと考えられた時代もありました。
そんな歴史を持つこの露を楽しむために育てているレディースマントルです。