最終日はまずは「有田ポーセリンパーク」へと向かいました。
有田ポーセリンパークはコスモスが満開でした。
城の前のプレートによりますと、ツヴィンガー宮殿はドイツのザクセン選帝侯でありポーランド王でもあったアウグスト王により、1709年から23年の歳月をかけて建てられた宮殿で、宮殿内には膨大な資料などとともに東洋陶器コレクションが保管されていました。当時ヨーロッパには磁器がなく、東洋の磁器の最大のコレクターでした。その命により1709年マイセン磁器が始まりました。王の趣味の有田の古伊万里や柿右衛門様式の絵柄に似せたものが沢山作られ、今でもその絵柄が受け継がれているとのことです。
そんな縁から有田町とマイセン市は姉妹を締結しているそうです。
NHK学園の牧野さんと私の後方に見えているのが登り窯です。
そこまで進みました。
陶芸16年目の私にとっては興味津々の場所です。
その右隣には湖が見えました。
足元の木にはムベがからみつき、高い枝に実がいくつも熟しておりました。
反対側に移動すると、先程のコスモス畑やカモがいてガマが茂る池が見えました。
巨大な生き物のような登り窯でした。初めて考えついた方のその発想がすごいと感嘆致しました。
香蘭社の展示場は開いており、万華鏡に興味のある私はその一つ一つを楽しみました。