今朝の庭・・・オオボウシバナなど


青い花が大好きな私の庭に、今の時期に咲き始めるのが、オオボウシバナです。
露草の5倍ほどの大きさがあります。
京友禅の下絵の時に使われるために商業的に栽培される植物です。
上が咲いたもので下は蕾です。
今は亡き浅山英一先生にいただいたものです。
先生は青い花を好まれコレクターでもいらっしゃいました。
当時習っていた茶道の先生のOさんがそのことを教えて下さり、
ある日、先生の植物展示の会場に連れて行ってくださり紹介もしてくださったのでした。
その後、ご自宅にも連れて行ってくださり、
Oさんからは
「これからは私に言わなくてもいいから、お好きなように先生のお宅にもいらしてね」
と、お心遣いの言葉をいただき、
先生のお宅まではわりと近いので、バイクでよくうかがい、奥様の入れて下さる美味しい紅茶をいただきながら、植物の話や花の旅をお聞きしました。
やがて先生もいらしてくださるようになり、夫と三人での様々な話で楽しく過ごさせていただいたものでした。
その当時のいただいた貴重な植物が庭で元気に生長しています。
この時の様子は拙著『私の庭から』2011年千早書房刊に書きましたので、興味のある方はご覧くださいね。

ヤノネボンテンカも先生にいただいたもの。こぼれ種であちこちに出ますので、それで続いています。
晩秋まで咲く、愛らしい優秀な花です。

雨戸を開けると、モッコウバラのシュートが目に入りました。
いつのまにか、こんなに伸びていたんです。
伸ばすつもりはありませんので、力を入れて、いっきに取り去りました。

◎その後、ブログの合間にした本日の庭仕事。
枝の剪定・・・薔薇のシュート、チェイストツリー、レモン、マユミ、キヅタ、カロライナジャスミン、キソケイ、テイカカズラ、葡萄、イチジク、チェリーセージ、ラヴァンディン。
外の溝の掃除、南側の道路の掃き掃除。
何もかもがいっきに伸びて、剪定をしないと茂りすぎる状態の木々たちです。