庭のハーブ4・・・タンジー

タンジーは伝統的に殺虫剤や駆虫剤として利用されていたキク科のハーブです。

今朝の写真ですが、このように夏から秋まで丸い花が咲きますので、花壇のいろどりになります。葉には独特な香りがあり、それが殺虫・駆虫成分です。
ヨーロッパの中世時代には床に撒く、ストゥルーイング・ハーブの一つとして使用されていました。
今は使用しませんが、18世紀まではタンジーズというケーキに入れられました。
現在では、虫よけサシェやポプリの材料。生け花に使ったり、乾燥しても黄色が残りますのでドライフラワーとしても使います。染色にも使われます。
ユーラシア大陸原産ですが、日本では北海道に自生しています。