6月30日・夏越(なごし)の祓(はらえ)の茅(ちがや)の輪

 「夏至は6月21日から7月2日まで。夏越の祓えとして神社に茅草でつくった大きな輪が登場します・・・」このような、季節の情報を NPO PTPL ゛ともいき"便りとしてプリントにして送って下さるのは、私がハーブの解説をしている、www.plantatree.gr.jpです。
先日届いた№30では、作家のすとうあさえさんが、茅(ちがや)で作った輪のことをとても詳しく書かれていました。その上、ともいき暦の6/30をクリックすると詳細な解説が出ています。

茅は穂のホワホワが大好きで、ホワホワ・ポプリを作るために、隣りの空き地で摘み取り白いヒモで束ねて楽しんでおります。先程葉とともに摘んだものも一緒に写真を撮りました。葉は1メートル以上にも伸びていて、とてもしなやかで、さわっても指先や腕に傷を作る様な事がありません。

数年前の年末に用事で松本に帰った時、いつものように神社にお参りに行くと、大変大きな茅草の輪ができていて、「輪の中を左まわり、右まわり、左まわりと八の字に三回通って穢れを 祓う」という説明があり、夫とくぐり抜けたのでした。この大きな輪の場合は茅と呼ばれるいろいろの草を使うようです。
こうした行事は6月の30日と12月31日に行われるようですが、初めてのであいでした。
ところで、昨日歌舞伎に行く前にNさんとTさんと京料理をいただいたのですが、最後に出たのが「水無月」という名前の暑気を払う氷を表現しているという、三角形の和菓子でした。

京都では夏越祓に食べる習慣があるそうで、その白のういろう生地のもちもち感と、上にのった悪魔払いのあるという小豆の香りも、好ましく、良いものをいただいたという気持ちになりました。
◎今年の白髭神社の様子は友人の愛猫ピノのブログ、
june-pinot.blogspot.com/2013_02_01_archive.html で見ることが出来ますよー!