ツタンカーメンのエンドウ、実り始める

昨年収穫した種から育てたツタンカーメンのエンドウが、美しい花の後に実ってきました。黒に近い赤紫色が珍しく、その姿を見つけた時、今年もはっとしました。
3千年以上も昔の王家のものが、延々と続きながら、こうして自分の庭で実る・・・。
時の流れを想うひとときです。

起源前14世紀の、古代エジプトの少年王、ツタンカーメンの墓は、1922年にイギリス人、ハワード・カーターにより発掘されました。(その黄金のマスクの展覧会を、1965年松本から日帰りで友人たちと観に行きました!)
さて、それら副葬品とともに発見されたのが、このエンドウの豆といわれます。
世界各地に広がり、日本にも。
日本では学校関係で学習のために栽培することが多いようです。初めて見たのは、もう20年程前の事。当時月一で出かけていた水戸でのハーブ教室で。受講生の方からいただきました。
この写真のものは、Iさんから一昨年いただき、実った実で苗を作り育てたものです。
今年はIさんから又いただいた苗も育ち、沢山実りそうですので、ハーブ教室の皆様に差し上げられそうです。