裏庭の植物


 台所の窓を開けると棚の上に並べてある鉢植えの植物たちが見えます。寒さと花粉避けのためにあまり開けなかった窓、気持ち良い季節となり開け放つと、キュウリグサが鉢植えで咲き始め、ギボウシの`アルボマルギナタ'が、ここ数日ですっかり大きくなっていました。
 キユウリグサは植えもしないのに、いつのまにかここで咲き始めたのでそのまま育てています。ワスレナグサに似た愛らしい花です。梨木果歩さんの著書『西の魔女が死んだ』では、この花がとても大切な役目を果たしていて、この花を選んだ感性に、梨木さんらしさ(センス)を感じました。