生きている、クリスマス・リース


 南アフリカ原産のアスパラガス・アスパラゴイデスは、初秋の頃に鮮やかで明るい緑色の芽をだし、今頃になると2mをこえるほどになります。よくウエディング・ブーケに使われる植物です。我が家のものはこれもまた浅山英一先生にいただき育てたものです。
 ある時、冬でも美しいこの緑色を切らずに楽しく利用できないかしらと考え、ふと思いついたのが、このリース。いろいろ試して今では太いワイヤで土台部分のリースを作り、ハツユキカズラの生け垣につる下げて、そこに絡ませていきます。きれいな円になる時期がちょうど今頃です。
 クリスマス・オーナメントや庭の赤く色付いたバラの実や青黒いマートルの実も飾りに使います。
 アスパラガス・アスパラゴイデスは、もうしばらくすると小さな花が咲いて甘く香り、やがて枯れます。球根は残っていて、又初秋になると芽を出す繰り返しです。